追証と強制決済について

値洗いとレバレッジコース

外貨exではニューヨーククローズ毎に値洗いを行い、ニューヨーククローズ時点のMIDレートにて評価レートを決定します。なお、対円以外の通貨ペアの場合、下記表に応じて、右側に記載の通貨ペアのニューヨーククローズレート(MID)を乗じた数値となります。

通貨ペア 評価時に乗じる
通貨ペア
ユーロ/米ドル 米ドル/円
英ポンド/米ドル
豪ドル/米ドル
ニュージーランドドル/米ドル
ユーロ/英ポンド 英ポンド/円
英ポンド/豪ドル 豪ドル/円
ユーロ/豪ドル
米ドル/スイスフラン スイスフラン/円
ユーロ/スイスフラン
英ポンド/スイスフラン
豪ドル/スイスフラン
カナダドル/スイスフラン

評価レート = 毎ニューヨーククローズのMIDレート

決定した評価レートによって、取引に必要な1万通貨あたり(南アフリカランド/円・トルコリラ/円・メキシコペソ/円・人民元/円・香港ドル/円の場合10万通貨あたり)の取引証拠金を算出しますが、その取引証拠金は、各レバレッジコース毎、各通貨ペア毎に異なりますので、算出方法については下の表をご参照ください。

コース名 個人 法人 算出方法
レバレッジ1倍コース 評価レート×1万通貨×100%
レバレッジ10倍コース 評価レート×1万通貨×10%
レバレッジ25倍コース 評価レート×1万通貨×4%
レバレッジ50倍コース × 評価レート×1万通貨×2%
レバレッジ100倍コース × 評価レート×1万通貨×1%

算出された取引証拠金は1,000円未満を切り上げて、1,000円単位で設定します。なお、1,000通貨あたり(南アフリカランド/円・トルコリラ/円・メキシコペソ/円・人民元/円・香港ドル/円の場合は1万通貨あたり) の取引証拠金は、1万通貨あたりの取引証拠金の10分の1となります。

※値洗い時、取引余力がマイナスであった場合には、未約定の新規リーブオーダーは全て自動的に取消されます。

追証ルール

追証チェック(※)の時点で、お客さまの実預託額が維持証拠金額を下回っていた場合、追証が発生します。
追証が発生した場合は、追証発生日の24時までに追証金額分を入金するか、若しくは追証金額分の取引証拠金が減るようポジション決済を行う事により、追証を解消する必要がございます。
追証金額は、取引画面「照会」項目の「口座状況照会」にてご確認頂けます。
※追証チェックは、日次メンテナンス時間に行われます。

【追証が発生した際の注意点】
・未約定の新規リーブオーダーは全て取り消しとなり、追証が解消されるまで新規注文を受け付ける事はできません。
・出金が実行される際に追証が発生している場合は、その出金依頼は取り消されます。

実預託額 有効証拠金額+出金依頼金額
維持証拠金額 ポジションを維持するために必要となる金額のことをいい、毎営業日のニューヨーククローズ時点で算出します。なお、複数の通貨ペアのポジションを保有している場合、通貨ペアごとに計算し合算して算出されます。

<維持証拠金額の算出方法>
【毎ニューヨーククローズレート(MID)×1万通貨×証拠金率(※1)】(※2)×取引数量(※3)

※1. 個人のお客さまは、適用されているレバレッジコースに関わらず、一律で4%が適用されます。法人のお客さまは、お客さまが選択されているレバレッジコースによる係数(1÷レバレッジコース)、または一般社団法人金融先物取引業協会が公表する為替リスク想定比率のいずれか高い方の値が適用されます。なお、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、人民元/円の場合は、上記2つの係数または4%のいずれか高い方の値が適用されます。
※2. [ ]内は、1,000円未満を切り上げて、1,000円単位となります。
※3. 取引数量の単位は「万」となります。よって50万通貨なら「×50」、3,000通貨なら「×0.3」となります。複数の通貨ペアのポジションを保有している場合、通貨ペアごとに計算し合算して算出されます。
※南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、人民元/円、香港ドル/円の場合は、[ ]内の単位および取引数量は、10万通貨単位となります。
※複数通貨のポジション(建玉)を保有している場合は、通貨ペアごとに計算し合算して算出されます。法人のお客さまの場合、通貨ペアごとに適用レバレッジが異なりますので、それぞれの通貨ペアごとに計算した後に合算して、維持証拠金を算出します。
追証金額 維持証拠金額-実預託額=追証金額

なお、追証発生日の24時までに追証が解消されなかった場合には、全てのポジションが強制的に決済されます。
※翌営業日が非銀行営業日の場合には、追証チェックは行われません。

維持証拠金額 - 実預託額 = 追証金額

維持証拠金額 - 実預託額 = 追証金額

追証の解消方法について

追証を解消する為には、2種類の方法があります。

①入金
実預託額が維持証拠金額を上回るよう追証金額分の入金を行う事で、追証を解消します。預託金や、決済による確定益、受取スワップポイント、キャッシュバック金額等全ての入金が対象となります。

②ポジションの決済
維持証拠金額が実預託額を下回るまでポジションを決済する事で、追証を解消します。
なお、レート変動による評価益の増加は対象となりません。

※①②両方を組み合わせて追証を解消する事も可能です。

強制決済の方法について

追証発生日の24時までに、追証が解消されなかった場合は、順次全てのポジションが強制決済されます。
なお、預託金等の入金に関しては、お客さまの振込手続き完了時点ではなく、弊社システムがその入金を合理的に認識しうる時点をもって実行されたものとします。
翌営業日扱いの振込入金、クイック入金の失敗等で弊社にて着金を確認できない場合や、期限までに決済が完了しなかった場合等も、強制決済が執行されますので十分ご注意ください。

追証チェック時間

※翌営業日が非銀行営業日の場合には、追証チェックは行われません。

投資にかかる手数料等およびリスクについて
当社ホームページ記載の金融商品へのご投資には、商品ごとに所定の手数料等をご負担いただく場合があります。
各商品には価格の変動による損失が生じるおそれがあります。
また、店頭外国為替証拠金取引、店頭デリバティブ取引及び、店頭商品デリバティブ取引をお取引いただく場合は、当社所定の証拠金が必要となり、元本を超える損失が生じるおそれがあります。
なお、商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、当該商品等の「契約締結前交付書面」、「契約締結時交付書面」及び「目論見書」等をよくお読み頂き、それら内容をご理解の上、ご自身の判断と責任において、自己の計算によりお取引を行ってください。
当社の企業情報は、当社の本店、当社のホームページ及び日本商品先物取引協会のホームページ(https://www.nisshokyo.or.jp/index.html)で開示されています。

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