ワンタッチ注文とは、自動的に新規や決済を選択し、リアルタイム注文(スリッページが無制限の場合は成行)にて発注する注文方法です。両建モードの設定(ON/OFF)と、同一通貨ペアの反対売買にあたるポジションの有無により、新規注文か決済注文かが決まります。注文設定画面において、両建てモードのON/OFFを切り替えることができます。
※ただし、パソコン版取引画面ではスリッページ無制限設定ができません。
ワンタッチ注文の表示方法は、以下の2種類があります。
ワンタッチ注文の表示方法とワンタッチ注文画面
<ワンタッチ注文画面>
POINT1左側メニューより取引項目内の[ワンタッチ注文]をクリックすると、ワンタッチ注文画面が表示されます。
POINT2取引したい通貨のレートをクリックすると、ストリーミング画面が表示されます。
<ストリーミング画面>
POINT3ストリーミング画面では、タブ形式で[リアルタイム注文]と[ワンタッチ注文]を切り替えることができます。
POINT4「設定」ボタンをクリックすると設定画面が表示されます。
※自動利食い・損切りの設定は右下の設定ボタンを押した後、「利食い(指値)ポイント」または「損切り(逆指値)ポイント」にご希望のポイントを入力し、「保存」ボタンをクリックします。「自動利食い」「自動損切り」にチェックをつけた状態で発注を行うと、新規リアルタイム注文と同時に決済指値・逆指値注文を発注できます。
※「両建て」にチェックを押した状態で発注を行うと、常に新規注文となります。
※両建て取引の注意点についてはこちらをご参照ください。
<設定画面>
「ワンタッチ注文確認画面表示」では、ワンタッチ注文画面を表示する前に、確認画面を表示させるかの設定が可能です。
「ワンタッチ全決済確認画面表示」では、ワンタッチ全決済画面を表示する前に、確認画面を表示させるかの設定が可能です。
注文の実行
例として、「A:米ドル/円1万通貨をリアルタイムのレートで買う場合」、「B:米ドル/円2万通貨をリアルタイムのレートで売る場合」、「C:米ドル/円1万通貨をワンタッチ全決済する場合」を見ていきましょう。
まずは、左側のメニューより[ワンタッチ注文]をクリックし、ワンタッチ注文画面を開きます。
A:米ドル/円1万通貨をリアルタイムのレートで買う場合
POINT1注文する「通貨ペア」を選択します。
(「ドル/円」を選択します)
POINT2「注文数量」、「スリッページ」を入力します。
POINT3[Buy]をクリックします。
POINT4自動的に新規注文として約定し、米ドル/円1万通貨の買いポジションを保有した状態となります。
B:米ドル/円2万通貨をリアルタイムのレートで売る場合
POINT5(4)の状態から、[Sell]を2回クリックします。
※または注文数量を2万通貨に変更し、[Sell]を1回クリックします。
POINT6自動的に1万通貨の買いポジションは決済注文として約定し、残りの1万通貨は売りの新規注文として約定するため、米ドル/円1万通貨の売りポジションを保有した状態となります。
C:米ドル/円1万通貨をワンタッチ全決済する場合
POINT7(6)の状態から、[ワンタッチ全決済]ボタンをクリックします。
POINT8[実行]ボタンをクリックすると、ワンタッチ注文画面に表示されていた通貨の全決済(ワンタッチ全決済)が実行されます。
One Point Advice
※注文画面の「両建て」にチェックを押した状態で発注を行うと、常に新規注文となります。
※ワンタッチ全決済では、保有ポジションを売買区分によらず、通貨ペアごとに一括で成行にて決済することができます。
※ワンタッチ注文の約定ルールについては、以下もご参照ください。
【ワンタッチ注文の約定ルール】
両建モードがOFFの場合(初期設定)
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1.
ポジション保有時に、反対売買にあたるワンタッチ注文をした場合、決済注文が発注され即時に約定されます。
-
2.
決済となるポジションがない場合には、自動的に新規注文が発注され即時に約定されます。
両建モードがONの場合
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3.
発注は常に新規注文となり即時に約定されます。
上記1.の決済注文においては、取引状況に応じて下記のような発注がなされます。
<決済対象ポジションが複数ある場合>
決済リーブオーダーの有無にかかわらず、新規約定成立日時の古いポジションから順番に決済されます。
<決済対象ポジションにリーブオーダーが入っている場合>
当該リーブオーダーは自動的に取り消され、即時に約定します。
ただし、決済対象ポジションの一部にリーブオーダーが入っている場合で、ワンタッチ注文の発注数量がリーブオーダーの入っていない数量を超えない場合は、リーブオーダーが入っていない数量から優先的に決済を行うため、当該リーブオーダーは取り消されません。