損失拡大を防ぐ2つの機能
外国為替証拠金取引はタイミングよく売買できれば、大きなリターンが得られます。しかし、為替の動きの読みが外れると、損が大きくなる可能性があります。
外貨exでは「ロスカットアラート」「ロスカット」という2つのシステムを用意しております。お客さまの損失を最小限に抑える為のシステムです。
※ロスカットはお客さまの資産を保全するための措置ですが、急激な相場変動等により、ロスカットが執行されるレートがロスカットラインからかい離することがあります。
そのためロスカットが執行されたとしても、お客さまが当社に預託された金額を上回る損失(不足金)が生じる可能性があります。
ロスカットアラート・ロスカット発生の例
※上記の計算には「スプレッド」「スワップ」等、その他の費用は一切含まれておりません。
維持率とレバレッジ
お取引画面の左上に「現在のお客様の状況」が表示されます。
その見方をここでは解説します。
証拠金維持率
証拠金維持率とは、有効証拠金額を取引証拠金で割ったものになります。
※同一通貨ペアの両建て時の取引証拠金はMAX方式で算出されます。MAX方式では、売りまたは買いの建玉のうち、多い方が採用されます。
例えば、取引証拠金を100万円ご入金いただき、以下のようなポジションをお持ちだとします。
(レバレッジ10倍コースで、未約定のリーブオーダーがないと仮定します。)
こちらのお客さまの有効証拠金額は、
預り資産合計100万円 - 評価損10万円 = 90万円
また評価レートが「米ドル/円=100円、NZドル/円=70円、英ポンド/円=150円」の場合、取引証拠金は、
[1] 米ドル/円1万通貨あたり10万円
+[2] NZドル/円1万通貨あたり7万円
+[3] 英ポンド/円1万通貨あたり15万円
=32万円
90万円÷32万円×100 = 281.25%が、こちらのお客さまの証拠金維持率になります。
※取引証拠金は、評価レートを基に毎営業日算出されます。( 評価レートの詳細についてはこちら )
※証拠金維持率は、小数点第三位以下を切り捨てて表示しています。
実効レバレッジ
ここで表示されるレバレッジは、ポジション評価額を有効証拠金額で割ったものです。
有効証拠金額の何倍のお取引をされているかを示しています。
※同一通貨ペアの両建て時の取引数量はMAX方式で算出されます。MAX方式では、売りまたは買いの建玉のうち、多い方が採用されます。
例えば、外貨ex口座に100万円をご入金いただき、以下のようなポジションをお持ちだとします。
※評価損益金と出金依頼金額は「0」と仮定
従って、こちらのお客さまの場合、100万円の有効証拠金額に対し、保有しているポジション評価額が316万7,000円なので実効レバレッジは、「316万7,000円÷100万円=3.167」となり、取引画面には3.16倍と表示されます。
※実効レバレッジは、小数点第三位以下を切り捨てて表示しています。